事業者向け

Issue

業界の課題

建材や人件費の高騰が進む中、それらを正しく予測できないことが原因となり、 重要インフラの建設遅れが多数発生しております。

設備コストの不透明さ

  • 設計力不足による誤った設計数量・スペック設定
  • 単価の不透明さ — ピンポイントの相場情報が不足しており、不正確な単価での見積もりが行われております

急激なインフレによる価格変動

  • 予算設定から発注までの間に価格が上昇するケースが増加しております
  • 大企業等では発注稟議中に価格が上昇し、見積もりが形骸化する事例が発生しております

Approach

業界ごとの課題解決アプローチ

先述の課題が顕在化による設備コストの増加分は、競合環境や市場許容度の制約により、リターン側で回収できないケースも存在するため、今後の成長に向けて、これらの課題に包括的に対処する術の実装が必要不可欠です。

課題の顕在化

初期設計や見積もりの甘さと、インフレの進行により、実際の設備コストが当初想定を大きく上回ります。その結果、事業化検討時に想定していたリターンでは吸収できず、実行フェーズにおいては採算割れに転落してしまいます。

各社の対応

最終製品価格の見直しにより、設備コスト増加分をリターン側で回収しようとします。しかし、競合他社のプライシング戦略や市場価格の許容度を踏まえると、必ずしも最終製品への価格転嫁が成立せず、リターン側で回収しきれないケースが存在します。

事業成否に直結する、設備コストの精緻な積算、インフレリスクへの対処術の実装が必要不可欠です。

Solution

弊社の取り組み事項

ⒶJOBマッチングPFの構築、ⒷオークションPFの構築、そしてⒸ将来的には設備投資用ファイナンスの強化を通じて、これらの構造的要因を解決していくことを目指します。

設備コストの不透明さ
1

設計力不足

都度個別設計が必要であるが、設計力不足により、誤った設計数量・スペックが設定される

A

副業やフリーランス人財を活用した「JOBマッチングPF」を構築

設備コストの不透明さ
2

単価の不透明さ

設備はオーダーメイド性が高いため、ピンポイントの相場情報がなく、不正確な単価で見積もられる

B

コストデータと引合い先一覧を整備し、仕様ごとに適正予算を設定。対応可能な引合い先が応札できる「オークションPF」を構築

3

急激なインフレによる価格変動

予算設定〜発注までの間に価格が上昇したり、大企業等では発注稟議中に価格が上昇し、見積もりが形骸化するケースが発生

C

(将来的)設備ごとのインフレ率を可視化することで、建設コストインデックスの構成比を明確化。この情報を基に「設備投資ファイナンス」を強化

A

JOBマッチングPFの構築

専門性のある副業・フリーランス人材がタスク単位で素早く参画できる体制を整えることで、 初期段階から正確な予算設定が可能となり、競争入札が正常に機能して調達コストの低減を実現できます。

事業概要

副業やフリーランスのエンジニアが、数時間やタスク単位での雇用といった 従前の派遣体制とは異なる形で業務に従事できる環境を構築します。

現行

PS/FEEDエンジニアの不足やベンダのケイパビリティ低下により、設計に必要なリソースが確保しにくい状況

当社

高度な専門人材を必要な時だけタスク単位で活用。数量・仕様の設計精度が向上し、ROI精度の向上にもつながる

達成できること
1

初期段階から正確な予算設定

専門人材の活用により、設計数量・スペックの精度が向上

2

競争入札の正常化

正確な予算設定に基づく適正な入札環境の実現

3

調達コストの低減

入札の正常化により、適正価格での調達を実現

B

オークションPFの構築

仕様ごとに正確な予算を設定できるデータベースを整備し、対応可能な協力会社が応札できる環境を構築することで、 設備投資コストの低減と、スムーズな建設による工事期間の短縮を実現します。

事業概要

適正価格の自動算出ができるコストDBを整備し、 その価格で案件遂行可能な協力会社が応札できる仕組みを構築します。

現行

プラント建設の初期段階では相場コストの正確性が低く、大多数の機器・配管は量産品にもかかわらず価格が不透明

当社

データベースにより初期段階から精度の高い予算設定が可能。事業者側が正確な発注情報を持つことで建設着工までのリードタイムを短縮

達成できること
1

設備投資コストの低減

適正価格での発注により、コスト最適化を実現

2

工事期間の短縮

正確な発注情報によりスムーズな建設着工が可能

3

ROI精度の向上

初期段階からの精緻な予算設定で投資判断の精度が向上

C

設備投資ファイナンスの強化

将来事業

設備コストの構成が既知になることで、適切なインフレ率の適用や金融派生商品によるスワップが可能となり、 確実な設備投資の促進、ひいては企業の競争力強化と経済成長の加速につながります。

事業概要

設備コストの構成内訳とその割合が明確になり、各項目ごとのインフレ率を正確に把握できるようになります。 さらに、マーケットに紐づく部分は既存の金融派生商品市場などを活用したリスクヘッジが可能となります。

現行

コストDBが未整備のため、対象品目や工事の実勢コストを正確に把握できず、合理的なインフレ率の設定が困難

当社

コスト構成の可視化により、各項目のインフレ率を把握。金融手法を活用したリスクヘッジを実現

達成できること
1

インフレ率の正確な把握

コスト構成内訳の可視化により、各セグメントの比率を明確化

2

マーケット連動リスクのヘッジ

金融派生商品を活用したインフレリスクの転嫁

3

設備投資額の予測精度向上

ROI精度の向上により投資判断が容易に。建設コストインデックスの構成も可能に

EPCコントラクタ向け

Issue

EPCコントラクタが直面する構造的課題

複数の現象が複雑に絡み合い、業界全体で悪循環が形成されています。

1

人財不足による業務逼迫

  • - 案件増加
  • - 若手人材の確保困難
  • - シニアの引退
2

サプライチェーンの脆弱化

  • - 引合い先の固定化
  • - 案件減少による倒産
3

激しい価格交渉による利幅圧迫

  • - 資材費高騰下でも続く値下げ圧力
  • - 案件集中によるコスト下げ止まり
4

インフレリスクの保有

  • - 適正な労務費の確保が困難
  • - インフレ対策費のショート

Approach

各社の取り組みと弊社の取り組み

国内案件では、各社が業務効率化には取り組んでおりますが、その他の課題には対応しきれておりません。

→弊社は、人財増強、引合い先の最適化、コストデータの整備に注力し、差別化を図っております。

1

人財不足による業務逼迫

打ち手の方向性

業務効率化 / 人財増強

行政・各社の取り組み

設計業務の自動化等、業務効率化施策を検討・導入

海外案件では、子会社設立等により体制整備を進めている一方、国内案件への対応は未着手

弊社の取り組み

Ⓐ,Ⓑを行う上で、調達業務の効率化システムを開発

Ⓐ 国内案件への対応を念頭に、副業やフリーランス人財を活用した「JOBマッチングPF」を構築

2

引合い先の固定化によるサプライチェーンの脆弱化

打ち手の方向性

引合い先の最適化

弊社の取り組み

Ⓑ コストデータと引合い先一覧を整備する。これにより、仕様ごとに適正予算を設定し、対応可能な引合い先が応札できる「オークションPF」を構築

3

資材費高騰下でも続く激しい価格交渉による利幅圧迫

打ち手の方向性

透明性の高いコストデータの整備

行政・各社の取り組み

資材費高騰時には、プラントオーナーは協議に応じる義務がある旨をルール化予定

弊社の取り組み

Ⓑと同様

4

インフレリスクの保有による利幅圧迫

打ち手の方向性

インフレリスクの転嫁手法の検討

弊社の取り組み

Ⓒ 設備・機器ごとのインフレ率可視化による、コスト構成の明確化を通じた「PJファイナンス強化」

将来的

Solution

弊社の取り組み事項

A

JOBマッチングPF

JOBマッチングPFの構築を通して、評価が見える化され、副業やフリーランス人材をタスク単位で雇用できる体制を作ります。 また取組み拡大に向けて、BPO側のタスク整理や、副業・フリーランス拡大のための仕組みづくりにも注力しています。

JOBマッチングPFの構築

副業やフリーランスエンジニアを、数時間やタスク単位での雇用といった 従前の派遣体制とは異なる形でリソース増強をサポート。 エンジニアの経歴や過去担当案件での評価を見える化することで、 アサインのミスマッチを防止します。

1

評価の見える化

経歴・ケイパビリティを事前に把握可能。ミスマッチの防止

2

タスク単位での雇用

短期間単位での派遣、成果物ベースでの精算

3

高度/専門的な技術力のピンポイントマッチング

専門領域に特化したエンジニアを必要な期間だけ確保

拡大に向けた副次的サービス

社内副業制度

受け手(副業・フリーランスエンジニア)の拡大に向けて、社内副業制度の構築支援を実施

データ整備自動化・既業務のシステム化

コストDB構築に向けて、過去案件のデータ整備自動化と、データが自動的に蓄積される環境構築を実施

タスク設計高度化

BPOしやすい環境構築に向けて、業務プロセスや必要スキルの明確化を支援

スキル管理高度化

エンジニアのアサイン基準を明瞭化し、適材適所の配置を実現

B

オークションPF

オークションPFの構築を通して、仕様ごとに正確な予算設定を行い、対応可能な協力会社が応札できる環境を構築します。 また、取組み拡大に向けて、過去のコストデータ整理や、見積支援システム・協力会社管理システムの開発にも注力しています。

オークションPFの構築

適正価格の自動算出ができるコストDBを整備し、 その価格で案件遂行可能な協力会社が応札できる仕組みを構築します。

コストデータの整備

過去の実績データを蓄積・整理し、精緻な原価把握を実現

引合い先一覧の最適化

仕様に対して対応可能な協力会社を可視化し、適正価格での発注を促進

拡大に向けた取り組み

データ管理基盤の開発

正確なコストの算出と、日を追うごとにデータ精度が向上するデータ管理基盤を開発

協力会社DBの開発

協力会社の力量、受注可能額等を可視化する協力会社DBを開発

見積支援システム

コストデータに基づく自動見積機能で、積算の精度と速度を向上

C

PJファイナンス強化

将来事業

コストDBの整備により、設備コストのインフレ率を分析できるようになり、 設備コストの構成要素と比率が可視化できるようになります。 これにより、より正確なインフレ率の設定や、金融手法を活用したインフレリスクの軽減が可能となります。

現状

コストDBが未整備のため、対象品目や工事の実勢コストを正確に把握できない

設備コストの構成が明確でないため、合理的なインフレ率を設定できない

コストDB整備により達成できる状態

設備コストの構成内訳と比率が明確になる

各項目のインフレ率を把握でき、大セグメントの比率が明確になる

コストの構成内訳の可視化により、インフレ率を把握できるようになる

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